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バンドリ!の「星を探しに」

バンドリ!

オープニング 気になるポスター

商店街

商店街を歩いている途中、香澄は天体観測ツアーのポスターを見つけた。天体観測…小さい頃夜空を見上げた時、星の鼓動がキラキラ、ドキドキしたのを思い出し、あの鼓動を感じてみたいと思う香澄。期間を見てみると大丈夫そうだし、早速申し込みをしようと考えたが、せっかくだから誰か誘おうと思った。たえたちはどうだろう?予定がなければ、一緒に行ってくれるだろうか?申し込みは今日までだから、確認してる時間もなさそうだし、一人で申し込もうかどうしようか迷っていると、通りの向こうから蘭とつぐみがこちらに歩いてくる。

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2人を見つけた香澄は、早速2人に今月末空いているかどうか尋ねる。訳の分からない2人は、香澄に詳しい話を聞こうとする。すると、ポスターを指し示して、天体観測のことを熱弁し、2人を誘う。つぐみはすぐにその話に乗ってくるが、蘭は押しの強い香澄に閉口してしまう。

第1話 天体観測へ行こう!

商店街

参加申し込みが今日までだから急がないと~と2人を急かす。でも2人はスタジオに行く道すがら。みんなと一緒にキラキラの星空が見たいんだ~と半ば強引に誘う香澄。つぐみは乗り気で、いつもと違う場所に行けば、新しいインスピレーションが生まれ、新曲の案も浮かぶのではないかと蘭を誘う。小さい時の出来事を持ち出され、2人におされて遂に蘭も一緒にいくはめに。そして、大喜びしている香澄に抱きつかれる。

蘭は、あくまでも新曲づくりのヒントをもらうために行くだけだから~と念を押す。申し込みは、商店街の組合所だ。香澄は3人分の申し込みをするため、大急ぎでその場を走り去る。

つぐみは蘭に強引に誘ってしまったことを謝る。そして、暗いところが苦手なのならば、克服できるように応援すると申し出る。だから蘭は違う!と否定しているのに!!

第2話 新しい星の王様!

駅前

駅前で日菜とこころが待ち合わせをしている。こころたちは学校は違えど、それぞれたった一人の天文部に所属し、今日は活動の日なのだ。

CiRCLEカフェ

日菜の学校の天文部は「変人の住処」みたいに呼ばれているらしい。こころの学校は天文部はなかったのだが、2人こうして天文部としての活動を行っているのだ。

花咲川女子学園 屋上

花咲川女子学園の屋上では、こころが何か楽しいことを朝から探しているのだが、まだ見つかっていない。こころは、ふと気付く。この屋上からは邪魔するものがなくて、星がよく見えることに。すると、学校の先生がやってくる。なぜ屋上にこうしているのか尋ねる。すると、すぐそこにいる人たちが入れてくれたと話す。学校の先生は心の中でつぶやく。(本来なら謹慎処分でもおかしくない。しかし、弦巻家の一人娘にそんな処分をくだしたら、私の身は…)そして、部活には入っていないこころに、「弦巻さんは、天文部でしたよね」と。そして、天文部を作ってくれたのだった。

そんな話を日菜に聞かせる。本当にこころらしいストーリーである。一方、日菜は最近新しい星が見つかったことで、自分も見つけて、その星にネーミングしてみたいと話す。さらに、いつかはその星に移住して、日菜がその星の王様になるなんていうとてつもなく大きな夢を語る。こころは、ある星の命名権は持っているのだけど、日菜のように王様になるという発想はなかった。日菜は、こころが命名権を持っていることにすごく驚く。こころそのものに興味津々なのに、何だか超特別な人生を送っている人のようで、さらにこころに対する関心は深まる。

日菜はさっき、星の王様になりたいって言っていたけど、2人で新しい星を探してみようと、こころは日菜に誘いかける。日菜は即決、大賛成する。そして、まず星がよく見えるところに行こう。空気がきれいで空が澄んでいるようなところ、山とか…。2人はこころの別荘に行く計画を立て始める。今月末には流星群が見られるはず。今からわくわく楽しみにする2人だった。

第3話 思わぬ遭遇

山の中腹

やってきた山中は、緑がいっぱいで空気も美味しい。2時間足らずでこんなに自然いっぱいの場所に来れるのだから、なんて素晴らしいんだろう。空を邪魔するものがないからいっぱい星が見られるんだろうな。ツアーの人たちを追いかけていくかすみとつぐみ。

数時間後

美味しかった夕ご飯も終わり、お待ちかねの天体観測。きっときれいな星空が見られるんだろうな。香澄はなぜかギターを持参している。夜の森を散歩していたらテンションが上がって弾きたくなるかもしれないというのがその理由。香澄は、今すぐにでも星とセッションしたいくらいだと興奮気味。

香澄のギターの音を聴きつけて、こころと日菜がやって来る。本当に偶然だ、こんなところで会うなんて。なぜここにいるのか不思議そう。香澄たちが天体観測ツアーに参加して、ここに来ていることを知り、こころたちもまた星探しに来たんだと話す。人が住めるような星を探して、こころと日菜がその星の王様になるんだそうな…。

日菜たちは山の上にあるこころの別荘に泊まることになっているので、香澄たちにもそっちに来るように誘う。

第4話 どうして星を見るの?

弦巻家 コテージ

こころのコテージでは、すでに香澄が眠くなってきている。自分から天体観測ツアーに行こうと言い出したというのに…。日菜が、もう少しすれば流星群を見ることができるからと、香澄を励ます。せっかく来たのに星を見ないで終わっていいのかと蘭。夜遅くまで起きている蘭はどうも平気らしい。日菜も同様。こころが眠くなってきたのを日菜が励ます。

すると、香澄がうとうとから目覚めて、これから「ランダムスター」を弾くと言い出し、香澄とこころは大きな音でセッションする。別荘の管理人に迷惑がかからないように、香澄はセッションを止め、「星の鼓動」について香澄が知っていることをみんなに話し始める。

小さい頃、香澄は星の鼓動を聞いたことがあると。もう一度その音が聞きたくて天体観測ツアーに参加したと話す。家族で森にキャンプに行った時に、星の鼓動を聞いたのだと続ける。森を抜けた丘の上からたくさんの星が見え、その星たちが、キラキラ、ドキドキと音をさせながら輝いていた!その時、香澄の身体の中で何かが膨らんで弾んだ感じがし…。あの時感じたドキドキをもう一度感じたいと思い、ここに来たんだと香澄は熱く語る。そして、思い出したら、また歌いたくなってきたと、やや高揚気味である。

こころは、素敵な話だと思った。みんなで星の鼓動を聞きたいね。

香澄は続ける。あの時のあの音は、香澄の始まりの音。香澄はあの音を聞いて、何かが始まる気がしたと話す。すると、蘭も、ギターを初めて鳴らした時、何かが始まるような気がしたと話し始める。ギターの音、弦の感触にドキドキして…。蘭も同じように身体の奥底から、じわじわと熱いものを感じた…と。きっと蘭にも、星の鼓動が聞こえるはず。

流星群まであと1時間くらい。眠気覚ましにいろいろな話をして過ごそうとこころが提案し、みんなも眠らずに頑張ることにする。

第5話 過去から未来へ続く光

1時間後

こころの別荘では、1時間が経ち、ぼちぼちみんな起きてきそうなものだが、蘭と日菜を除いて誰も起きてこない。そろそろ星を見に行くにはいい時間だと気づき、窓から星空を眺めてみる。すると、先ほど香澄が話していたとおり、空には星がキラキラと輝いている。そして、まだ寝ている香澄とつぐみ、こころを大きな声で起こす。やっと香澄が夢から覚め、窓の外に目をやる。すると、美しいキラキラの流星群が見える。

せっかくだから、外に出て見てみようか。空のどこを見ても星ばかり。なんてきれいなんだろう!今ここに輝いて見えている星の光、何百年、何千年も前のもの。そして今、星のその輝きをこうして見ている。なんだか不思議な気持ちになってくる。あの星たちからは、今の自分たちがどんなふうに見えているのだろう?星から見た自分たちは、きっと未来人。

今こうして過去の光を見ているということは、もしかしたら、香澄が星の鼓動を感じた日の輝きを、今、見ているかもしれないということ。過去から未来に繋がっている…。長い間、光り続ける星…。この星たちみたいに、自分たちがここにいたという証を残して生きていけたならいいな。何年も、何百年も消えない輝きを…。星みたいに何千年は無理にしても、自分たちの輝きはちゃんと残るはず。自分たちの歌で、自分たちの存在をちゃんと残せるように頑張ろう!

何千年も輝き続けるぐらい最高の曲を作らなきゃね!そう言って香澄は持参したランダムスターで無性に歌い弾きたい気分になる。しかし、今は夜、星が降り注ぐ夜空をもっともっと楽しまなきゃ。そして、星の鼓動を聞かなければ!

エンディング 抑えきれないワクワク

弦巻家 車内

香澄たちは、こころの豪華な車でコテージまで送ってもらえることになった。別荘から香澄たちのコテージまでは距離がある。嬉しさと楽しさでどれだけ歩いたか分らなくなっていたし…。送ってもらえて助かる。さすがに眠くなってきたし…。目が冴えているのは香澄だけか。どこを見ても満天の星、それに流れ星。興奮して眠れないという香澄。みんなは眠気を感じているのに元気いっぱいの香澄は、みんなに寝ないで星について話そうと誘うのだが…。

人が住める星は見つかったのかとこころに尋ねる香澄。こころは、流れ星に夢中になり、そのことをすっかり忘れていたことに気付かされたが、もう誰も眠気に勝てる者はいない。うとうとスヤスヤ眠り込んでしまう。

やっぱりあの日に感じた鼓動は夢なんかじゃなく、本物だったと感じている香澄。このワクワク、ドキドキを抑えることができないのが何よりの証拠。気分が乗ってきた香澄は、ランダムスターを思いっきり弾きたくなる。そして、ランダムスターの物音で、蘭たちが目覚める。テンション上がり過ぎの香澄だったが、日菜が、香澄のようにこんなに楽しいと思えるのはいいことだと話す。楽しいと思えるのはとても素敵なこと。だから、もっといっぱい歌いたい~。本当に香澄らしいな。

それにしても、騒がしい音にもピクリともせず、眠り続けるこころに、香澄は、ランダムスターで子守歌を奏でる。眠りを妨げる香澄のランダムスター。大迷惑な話だ!

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