スポンサードリンク

バンドリ!のポピパ「りみのプレゼントソング」

バンドリ!

オープニング 突然の誘い

ショッピングモール

りみは大好きな姉の誕生日プレゼントを沙綾と一緒にショッピングモールで選んでいる最中。どれもみんな素敵なプレゼントにはなりそう。沙綾は、りみが選んだものなら何だって喜んでくれると思うと言ってくれる。だけど、贈り物はちゃんと自分が納得したものが贈りたいと考えているりみ。だから、何にするのかなかなか決められない。姉の誕生日までまだ1週間はある。だからじっくりと時間をかけて探せばいい。

スポンサードリンク

りみは、沙綾に聞いてみる。姉として弟や妹からどんなものをもらったら嬉しいのだろう?もらって嬉しいプレゼントって何だろう?りみは、一生懸命に考えている。プレゼントが何であれ、贈る人の気持ちがこもっていれば、嬉しいのではないだろうか。

そこに、りみの携帯に電話がかかってくる。りみの姉が所属するバンドが、姉の誕生日にバースデーライブをやることになり、ポピパもライブのゲストで出ないかというお誘いだった。クラスメイトや家族などを集めたアットホームな感じのパーティを開くのらしい。それを聞いた沙綾はもうノリノリ気分。メンバーのみんなと相談して出るかどうか決めればいい。りみが誕生日プレゼントを決めかねているように、ゲスト出演するかどうかも1週間時間をかけて一緒に悩んで決めようなんて言ってくれる沙綾。それで、りみは明日、みんなに相談して決めることにした。

第1話 新曲、作りたい!

花咲川女子学園1-A

さっそく、りみはメンバーに相談する。やる気満々の香澄。それに対し、無理だと主張する有咲。断る理由がない、あのグリグリと一緒のステージに立てるチャンス。1週間しか期間はないけど、やってみなくちゃわからない、誰だって最初はみんな素人、ライブや練習をこなして上達していくんだからと主張するのは香澄。たえもやっぱり演奏できる機会があるなら、それを無駄にしたくないという考え。で、りみはというと…。ライブには出たいし、姉のために新曲を作りたいと…。せっかくの姉のバースデーライブなんだから頑張って新曲を作ってみたいと思っていることをみんなに話す。それを聞いた有咲は呆れ返る。

練習する時間も限られていることは十分に分っているけど、姉と同じステージに立ってみたいと主張するりみたちと時間的に難しいのではないかと言い張る有咲。そこへ沙綾が、取りあえずみんなで1週間頑張ってみて、出演するかどうかはライブ前日までに考えるという提案をした。それに対し、1週間やってみて出るか出ないかの判断は誰がするのかと迫る有咲。りみが決めるべき。だって、りみが一番納得してライブに出る必要があるからと沙綾。説得力のある沙綾の言葉で有咲も賛成する。というわけで、取りあえずみんな1週間頑張ってみることになった。

第2話 特別な曲

花咲川女子学園1-A 

りみの新曲の方は進んでいるのだろうか?授業中もスコアとずっとにらめっこ状態のりみ。相当苦戦していそう。姉の喜びそうな曲を作らなきゃって頑張っているりみ。曲の出来具合は、Bメロ辺り、サビのイメージも何とか…。それを聞いた香澄は、自分も歌詞を作り始めようと張り切る。が、りみが作詞も自分がやりたいと香澄に頼む。すると香澄は、りみの力になりたいと申し出る。そこへ有咲がやってきて、香澄を廊下へ引っ張り出す。

りみが姉の誕生日を祝うために慣れないことまでやって頑張っている。だから曲作りはりみに全部任せた方がいいのではないのかと香澄を説得する有咲。

りみ、曲作りを頑張ろうと決意する。

教室に戻った香澄は、りみの気持ちを考えずに言ってしまったことをすぐに謝る。りみは、任せてくれることになったことに感謝する。先輩たちへの対応、練習場所の確保など、みんなはりみのためにできることをしてくれている。みんなの応援に答えねば!と張り切るりみ。最初は反対していても、いざとなると誰よりも友達思いの有咲。そんな有咲のことを一番理解しているのも沙綾。そんないい友達に囲まれて、りみも頑張って渾身の曲がきっと出来上がるんだろうな。

第3話 元気が出るアレ

やまぶきベーカリー

沙綾と香澄が何やら準備している模様。バンドの練習だと呼び出され来てみたら沙綾の家。たえはさっそく割烹着の準備をしている。どうやら有咲はいつものごとく乗り気ではない様子だけど、いったい何が始まるのだろう?

スタジオ

一方スタジオでは、りみが曲作りに悪戦苦闘中の模様。歌詞が曲にうまく乗っからずに直してみるがうまくいかない。ため息交じりのりみが休憩しようかと思っていた矢先、香澄たちがスタジオに入ってきた。こんなことなら、初めから歌詞は香澄に任せればよかったとこぼすりみに、香澄は、この曲はりみにしか作れない曲だから、香澄がやっても意味のないことだからなどと話す。みんなの顔を見て少し元気を取り戻したりみ。

みんなの顔を見て、りみが、なんか白いと…。すると香澄が袋をりみに手渡す。とっても温かい。沙綾たちはみんなでりみのためにパンを焼いたのだった。りみのお気に入りのチョココロネが入っている。みんなの想いがチョココロネに詰まっている。りみはみんなが帰った後、みんなへの感謝の思いで胸がいっぱいになり、思わず涙がこぼれた。だけど、泣いちゃダメ!チョココロネを食べて頑張ろうと手に取ると、袋の底に変な形のパンがある。何だか「が」「れ」の文字の形のような…4つのパン。並べ替えてみると、「がんばれ」と読める文字パン。みんなの気持ちに応えて頑張ろうと張り切るりみだった。

第4話 りみの全力!

スタジオ

曲は完成したけど、これでいいかどうか不安に思っているりみは、録音しておいたのでみんなに聴いてみてほしいと頼む。もちろん大賛成のみんな。

曲を聴き終わると…。曲に感動して言葉にできない香澄。姉への気持ちが歌詞によく表れていると褒める沙綾たち。それでも尚、本音での率直な感想が聞きたいとりみは心配する。するとたえが、りみの作った曲は姉一人だけのためなのかと尋ねる。聴いてくれている人たちみんなが楽しくないとダメだ、みんなが喜んでくれるものでないとダメなのではないかと意見する。ならば、みんなが喜んでくれる演奏をしようと香澄がみんなに投げかける。

後残り3日、練習あるのみ!スタジオはセミプロでもう埋まってるけど、さて、練習場所はどこ?有咲がまさかと思っていたとおり、みんなが遠慮なく練習できる場所は…。

第5話 りみのプレゼント

市ヶ谷家 蔵

有咲の蔵では、みんなでの練習が進んでいる。曲が流れないようにサビの部分については、しっかりとみんなで合わせようと、りみが、それぞれのパートについて的確な指示を出している。いつになく力の入っているりみ。

りみの指示通り演奏できるようにそれぞれが練習を頑張っているのだが、遂に香澄が根を上げる。無理もない、3時間もぶっ続けで練習しているのだから!10分間の休憩で沙綾からの差し入れのパンを食べる香澄。

りみの曲が完成し、練習を始めてあっという間に前日を迎えた。今日は有咲の蔵に泊まるつもりで練習しに来ているはず。ギリギリまでみんなで練習して、それからバースデーライブに参加するかどうか、りみに決めてもらう予定だ。

りみが決めかねていた姉へのプレゼント…。曲作りに夢中になっていたあまり、プレゼントのことはすっかり忘れていた。すると、香澄が、この曲をプレゼントすればいいのでは?と提案。沙綾も、賛成する。気持ちのこもったプレゼントは他にはないのだから。

たえがりみに相談したいことがあると言う。相談って何だろう?ライブ中ずっと笑顔だと周りがよく見えないから、たまに普通の顔に戻してもいいかどうか…。

翌日

りみは電話をかける。バースデーライブに参加することに決めたのだ!これで、姉と同じステージに立って、姉に素敵なプレゼントができる。自分たちの新曲を姉と会場のみんなに届けるために頑張ろうと決意するりみだった。

エンディング りみのプレゼント

グリグリのライブ中

香澄がグリグリの演奏に感動している。舞台袖まで響いてくる観客の声、思った以上の観客数に圧倒されている。りみは出演順がわからなくなるほど慌てている。有咲が落ち着くように声をかける。

姉からのウインク。きっと頑張って演奏するようにということなのだろうか?もうすぐ曲が終わる。そして次は自分たちの番だ!香澄が元気よくみんなにかけ声をかける。

演奏終了後

有咲も相当緊張していたのか、演奏は終わったというのに、まだ尚、心臓のドキドキが止まらない。香澄はというと、さっきのステージ上を思い出して、キラキラドキドキだったと。照明の明かりがギターやキーボード、ドラム、ベースなどに反射してきれいだったと。お客さんも盛り上がってくれて、本当にすごかったと香澄は続ける。

ゆり、りみの曲を最高の誕生日プレゼントだと称賛する。

そこへ、ゆり先輩(りみの姉)がやってきた。今日演奏した曲について、新曲なのかと尋ねる。香澄は、あの曲は今日のためにりみが一人で作った曲なのだと説明をする。りみは、自分一人で作ったんじゃないと否定。みんながいてくれたから作れた曲なんだ、みんなの応援がなかったら、たぶん諦めていたと。みんなが支えてくれたから出来上がったんだと涙ぐみながら話す。ゆり先輩は、りみに代わって、姉としてみんなにお礼を言う。そして、りみにも、ライブを最高に盛り上げてくれたお礼の言葉を口にする。妹からの最高の誕生日プレゼント。なんて感動的なんだろう。

帰り道

香澄は、まだ今日のライブのことを思い出しながら、すごかったと笑顔で回想する。りみも、もっともっと上手くなって姉と肩を並べてライブがしてみたいな…と語る。それを聞いて、もっともっと頑張っていこう!と締めくくりつつも、次の目標を新たにする香澄だった。

コメント