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バンドリ!のColorful Popin’Candy(第18~20話)

バンドリ!

第18話 1本のクレーム

お祭り当日・商店街

お祭り当日。すごい人だかりにビックリ!なにせ、例年の2倍近い人出だそうだ。出店もいつもより少ない感じがするのにどうしてだろうと不思議がるりみ。なぜって、なくなるはずだったお祭りを商店街の人たちが自腹で復活させようとしているという話が広まったおかげ。その話を聞いて、はじめてお祭りがピンチだということを知った人もたくさんいたらしい。みんなお祭りがなくなってほしくないんだ…。

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香澄は、出店で遊ぼうとみんなを誘う。出番はまだ先だし、しばらくはお祭りを楽しんでいてもいいのかな。りみの持っているリンゴあめを一口もらっておいしそうに食べている。屋台の食べ物って普通にあるものなのに、お祭りというと、つい食べたくなってしまうのはなぜだろう?きっとその場の雰囲気の影響ということかな。肌で感じるものなのだ、まさにライブと同じ。友達と一緒というのも大きな理由になるのかな。

そこへ、巴が現れる。祭りを復活させたのは沙綾たちと聞いたと。そして、最初に声を上げた者がいたからこそ、みんなもついていく気になったのだろうと。これは誰にでもできることじゃない、すごいことだと褒める。香澄は、これから自分たちがライブをすることを巴に教え、プログラムを手渡す。

ライブの時間まであと少し。そろそろ準備する時間が近づいて来た。たえの指さす先では、飴細工屋さんが小さな子供たちでいっぱいになっている。来年もお祭りができるように、ライブも盛り上げたいと思っている香澄たちだった。

  

  

 

商店街 特設ステージ横

特設ステージに着き、これからライブの準備に入ろうとした時、商店街のおじさんがやってきて、困ったことになったと、言いにくそうにしている。すると例の区役所職員が替わりに説明を始めた。商店街の騒音がひどくて我慢ならないというクレームが午前中に入ったのだ。騒音の元となるような大きな音の出る行為、バンド演奏のようなものは自粛ということで、突然ライブ中止を宣告されてしまったのだ。とても楽しみにしていたライブができない!すごく驚くメンバーたちだった。

第19話 ミッシェルの手招き

ここまで来たのにライブができないなんて。お祭りが中止にならなかったのは不幸中の幸いだけど、ちょっと悔しい。香澄は、苦情を送った人に会って、謝って、ライブだけはさせてもらえるようにお願いしてみると決めた。だけど、どこの誰かも分らないのにどうやって会うというの?仮に会えたとしても、こっちのお願いなんか聞いてくれるかどうかも分らないのに。だけど、黙ってここに座っているよりはまだましかもしれない。諦めないで頑張ったからお祭りだってできたんだ。だから今度だって、やってみる価値はある。

通りの向こうからミッシェルが現れる。そして、着いて来いとでも言うように、こちらに手招きしている。何かよく分からないけど、みんなで行ってみることにした。

商店街 特設ステージ横

商店街特設ステージの横には、あの商店街のおじさんがいた。ステージに集まった人たちの声がここまで聞こえてくる。楽器はやらないのかなあ。中止か?楽しみにしていたのに残念だ。花咲川の文化祭に出てたコたちでしょ、聴きたかったのに…。

区役所の係長さんもその場にいる。街の人の声、聞こえてるでしょ!!これだけのお客さんがお祭りを楽しんでくれている。そして、ライブも楽しみに見に来てくれている。地域の活性化は分かるけど、住んでいる人たちから楽しみを奪ってしまっては活性化もなにもないんじゃないのか?商店街のおじさんも、同じ考えだ。商店街のおじさんは、苦情については商店街が受け付けるし、何かあったら自分が責任を取るから、とまで言ってくれた。

区役所の係長さんは、責任の所在を確認した上で、やっと、ステージに上がることを許可してくれた。演奏しないと、これではかえって騒ぎが大きくなりそうだからね。

商店街 特設ステージ

ステージでは、香澄がこのお祭りのいきさつを説明していた。このお祭りは、本当はなくなるはずだった。でも商店街の人たちと、今日遊びに来てくれた皆さんと、ここにいる仲間たちのおかげで最高に楽しいお祭りになったと…長い前置き。そして、仲間たちと作った曲「Happy Happy Party!」を演奏する。

第20話 ポピパキャンディーの絆

商店街 特設ステージ横

念願のステージが終わり、みんな満足感と心地よい疲労を全身で感じている。香澄はみんなが喜んでくれたし、楽しかったと話す。のんびりしていると、出店が終わってしまうから急がないと!飴細工屋さんでポピパキャンディを作ることになっていたことをすっかり忘れていたのだ。香澄は、星の形を作ろうとするのだけど、まるでヒトデみたいになってしまって苦労している。有咲を呼んで手伝ってもらった。沙綾はパン屋の娘だからさすがに上手い!

そこへ、区役所の職員がやってきた。そして香澄たちに話しかけてくる。来年の祭りで、また演奏する予定なら事前に届け出るようにとのこと。騒音対策などの仕事の都合があるらしい。そして、来年以降もずっと開催すると約束してくれた。そして、ポピパの行動力や団結力、希求力などを褒める。そして、大人が区を守るために動いたように、ポピパのような子供たちにしかできないこともあるんだということを1つ学ぶことができたとまで言ってくれた。

ポピパのキャンディも出来上がり、人混みを避けて場所を移動する。つくづくと出来上がったお揃いのポピパキャンディを眺める。食べるのがもったいないくらいにかわいい出来上がり。来年もみんなで作って食べる約束をする。この先何度お祭りがやってきても、きっと今日のことを思い出すんだろうな…。このキャンディは、その思い出の一品。また1つみんなとの思い出ができた。こうやってたくさんの思い出を増やしていけたらいいな。来年のお祭りも今から楽しみだ。もちろん、ライブも楽しみだ。曲もみんなでまた作ろうよ!合宿もまた有咲のところでね…。ダメなら旅行でもいいし…。

みんなとだったら、きっと何をするにしても楽しいよ。これからも楽しいことをいっぱいしよう!とみんなに投げかける笑顔の香澄。ポピパは最高の仲間!これからもずっとずっとね!

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