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バンドリ!のColorful Popin’Candy(第15~17話)

バンドリ!

第15話 みんなをつなぐ歌!

合宿当日

市ヶ谷家

有咲の家に着いた香澄は、大きな声で元気よくあいさつをする。他のメンバーも礼儀正しくあいさつをする。急に改まった態度に少し戸惑う有咲。有咲のおばあちゃんにもあいさつを終え、蔵を開けようとした香澄だったが、肝心なカギは?だいじょうぶ、ちゃんとポケットに入ってた!

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市ヶ谷家 蔵

沙綾がリーダーシップを取って、早速お祭りのテーマソングの歌詞から始める。商店街のお祭りだから商店街のことを歌詞に入れようと香澄が提案。どんなふうに表現したらいいんだろう。コロッケのCMみたいな感じじゃダメだし、区役所のあの人が納得してくれるようなまじめな歌詞で。するとたえが、愛、人類愛のような大きなテーマを提案する。ちょっとテーマがデカすぎる。身近でお祭りを盛り上げるようなテーマで…。漠然としていてなかなかテーマが絞りきれずに時間が経過していく。

数時間後

それぞれの持ち場で考えてみたが、たえたちは少し曲ができたが、香澄の歌詞の方はまだまだだ。もうすぐ夕飯の支度を始めないと、ご飯抜きになるぞと脅かす有咲。夕飯はみんなで一緒に作るという計画だ。

市ヶ谷家 有咲の部屋

みんなそろって有咲の部屋で夕ご飯を食べることに。沙綾が、ただのカレーでもみんなで作ったんだと思うといつもとちょっと違う気がすると話す。有咲の切った野菜は全部四角いサイコロみたい、それでもって香澄のは大きな切り方のジャガイモ。そんな呑気な調子で構えていてだいじょうぶなのかと、まだ歌詞が進んでいない香澄を心配する有咲。それを聞いてビックリする香澄。今日は時間が経つのがとても速い気がする。

香澄は、時間が経つのが速いと感じるのは今日だけでなく、みんなと会ってからずっとだと話す。毎日があっという間に過ぎていく。まるで流れ星が流れていくみたいにと続ける。りみも同じことを考えていた。みんなとの時間がもっと続けばいいのに…。こんなに気が合う仲間が集まることってラッキーなことだから、この時間を大切にしたいと沙綾。それぞれの思いを言葉にするメンバーたち。

すると、突然香澄が、ハッと気づく。そうだ、この私たちの思いを歌にすればいいんだ!大好きなみんなと一緒にいられて嬉しい、もっと一緒にいたい、っていう気持ち。お祭りに集まったみんなを繋ぐ歌にするんだ!!

第16話 この5人で、最高の曲!

市ヶ谷家 有咲の部屋

香澄のお風呂の長さにみんなが心配したが、歌詞づくりに没頭し疲れてうとうとしたのらしい。香澄が頑張ったおかげで、今日のうちに歌詞も完成し、あとは曲と合わせて仕上げるだけとなった。明日も頑張ろうと張り切る香澄。明日に備えて今日は早めに寝ることになったのだが、例のごとく香澄がこのまま寝るのはもったいないと言い出し、せっかくのお泊りだし、みんなも賛成するしで、枕投げをすることになった。一時楽しく過ごし消灯したところで、再び香澄が、暗くなると目が冴えることがあるなどと言い出し、たえが一番乗りで怖い話を持ちかけるが、みんな疲れて寝てしまう。だけど、香澄は寝付くことができなかった。だって、どんな曲ができるか楽しみで、絶対いい曲になるはずだと思うとドキドキしてしまうのだとたえに話す。

 

 

 

 

  

翌朝

市ヶ谷家 蔵

歌詞と曲を合わせ、遂に最後まで通して、完成した。もう夕暮れ近く、みんなが頑張ったから合宿中に終わってよかったと、みんなで喜ぶ。

第17話 押してだめなら、もっと押す!

商店街

香澄たちは、商店街にいる。これから区役所の人にお祭りに来てくれるようにお願いするために来ているのだ。きっと一生懸命にお願いすれば分ってくれるはず。有咲は、勤務時間外だと言ってお祭りには来てくれないかもしれないと否定的な見方をしている。もしそうだったら?

その時は、もっと頑張ってお願いすればいいと単純に考える香澄。押してダメなら、もっと押す!本当に香澄らしい考え方だ。

商店街 組合事務所

組合事務所で、地域活動係の係長さんを探す。すると商店街のおじさんが出てきて、係長さんは今奥で、相談中。祭りが成功すれば来年の予算を考えてくれるそうだと教えてくれた。噂をすれば…奥から係長さんが出てきた。香澄たちは、係長さんにお願いをする。お祭りの当日、係長さんにも来てほしい。やはり予想通り、別の件で忙しいらしい。すると、有咲が係長さんに詰め寄る。お祭りを続けるかどうかは係長さんが決めるのだから、お祭りに来ないというのは無責任なんじゃないか!

すると係長さんは、来場者数や売り上げについては後日詳細なデータを上げてもらうことになっている。判断材料は十分だろうと主張。突然大きな声で、香澄がそれではダメだと抗議する。そして、係長さん自身が自分の目で見てくれないと伝わらないのだと香澄は続ける。たえも、その場の空気を肌で感じなくては分からないこともあると、援護射撃。

係長さんの立場としては、中立の立場から判断を下さねばならないから、一歩引いた位置から物事を見た方が、公正な判断ができるのだと正論をぶつけてくる。

すると、商店街のおじさんが助け船を出してくれた。お祭りに顔だけでも出してくれないかと。香澄たちが本当に一生懸命にまつりのことを考えてくれて、商店街の人たちの方がその熱意に当てられてしまうほどなんだと…。さらに、子どもの本気に大人が応えてあげなくてどうするんですか?とまで言ってくれた。これには、さすがの区役所職員も返す言葉がなかった。結局、香澄たちの熱意に押された形になった。お祭り当日、係長さんが顔を出してくれることになったし。

りみが、係長さんにライブのプログラムを手渡す。このお祭りのために新曲も作ったのだと香澄が付け加える。商店街のおじさんは、自分たちのことをよく分かってくれている。苦労したけど新曲はいい曲だから、ぜひ商店街の人たちに早く聴いてほしい。

商店街の人たちも、思った以上にみんなやる気になっていて、出店の数も十分に揃えられそう。それに、飴細工屋さんも出店するそうだ。よかったね、ポピパのキャンディが作れるよ!!

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